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■たまにはマジメな話題■ |
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*************************** あまりに馬鹿げた内容なので、本気で国会に提出するつもりじゃなくて、腐敗した政治屋どもの単なるマスコミへの脅しなんだろうと思っていたら、どうやら小泉サンは本気らしいんで、さすがのずぼらのぼくも頭に来ました。 この法案にだけは絶対反対します。今回は徹頭徹尾マジメな話をします。それくらい、事態は切迫しているんですから。まあ、聞いてくださいな。 まず最初に断っておきますが、ぼくは、今の日本の狂ったマスコミの味方をするつもりはありません。読者・視聴者の信頼を失って当然と思うくらい、日本のマスコミは狂っている。これは、ぼくが勤務先で16年を過ごし、かつ同業者を観察する過程で、限りなく確信に近づいています。 でも、それを矯正するのに政府権力が法律でコントロールするというのは「危険」を通り越して、民主主義の自殺だ。 例えば、この「うがやジャーナル」。読者の方が何人おられるのか、ぼくは把握していません。「会員」のみなさんだけで300〜400人はおられます。非会員も含めると1000人くらいおられる可能性もあります。 じゃあ仮に「個人情報保護法」が成立、施行されたとします。わがBBSに「スズキム●オは××愛人を237人も囲うような(ここ個人情報ね)絶倫、いや外道畜生だ。うらやましい、イヤけしからん」と誰かが書き込んだとします。それを読んだスズキム●オさんが「愛人をおれは本当に237人囲っているが、そりゃプライバシーだぜ」と総務省に訴える。 すると、ある日突然、ワタシのところに総務省からお達しが来る。「あ〜、ウガヤさん、あんたのウエブね、プロバイダーを調べたらページパービューが1ヶ月で1000もあるんだわ。これ、立派なマスメディアだからね。スズキム●オさんの苦情申し立てに従って、家宅捜索の礼状取ったからね、明日あんたの家捜索するわ。もちろんパソコンも押収するからね」。わたしゃびっくり仰天ですよ。 どうです?あなたのHPも、同じ危険にさらされているんですよ。もし政府が「マスメディアである」と認定しちゃうと、BBSも自由な書き込みなんてできない。 そりゃ、新聞社や放送局、出版社が猛反対するのは当然です。「商売」にかかわりますし。彼らがいかに発狂していても、たまにはバカな政治家や腐敗した官僚(賄賂を取る警官とか県庁の職員だってそう)をたたきつぶすくらいの働きはします。でも、インターネットのことは彼らはあまり触れない。なぜかはわかりませんが。 ぼくがここで強調したいのは、この法案が、インターネットという市民が低コストで発信できる「情報発信という武器」を武装解除してしまう、ってことなんです。当然、ウエブでのインディーズ新聞なんてのももはや不可能になります。 例えば、ぼくが「佃・月島新聞」ってウエブを立ち上げて、中央区役所の腐敗や(そんなもんまだないけど)マンション建設の騒音被害について全国に発信したいと思っても、区役所やマンション業者が総務省に訴えれば、即アウトです。 市民の情報発信が壊滅すれば、情報収集、ネットワーク化も成立しません。全国各地で小グループがねばり強く続けている自然保護運動など、真っ先に孤立して、順次つぶれるでしょう。渡り鳥の楽園・千葉県の三番瀬干潟なんて、とっくに埋め立てられて工業団地になってます。 つまりこの法案は、有権者、納税者たる市民が「知ること」の芽を摘んでしまうのです。この法案はこう言っています。「有権者や納税者はできるだけ無知なままにしておいて、こっちが情報を独占したほうが安泰だ」。これは、戦後ずっと続いた「政治家・官僚の情報独占という既得権益死守」の宣戦布告と見るのが正当でしょう。 つまり、個人情報保護法案の正体ってのは、市民の自由な情報受発信を妨害したいという権力側の悪巧みでしかないのです。それは、個人対組織(企業、役所など全部)の対立場面において、すべて組織側に有利に働きます。個人の自発的な社会参加、インディーズ活動ってのは全部この法律の監視下に置かれるでしょう。 そうなると、音楽ウエブだってヤバいですよ。社会風刺ソングのMP3ダウンロードなんてできないもの(しかし、こんな法案にヌケヌケと『個人情報保護』なんてエエ名前をつけるなんて、日本の国家官僚はレトリックちゅうか詐欺商法だけは相変わらずウマイなあ)。 ホントにあほらしい。こんなに反民主的な法案を持ち出すなんて、よほどのまぬけか、よほど有権者、市民をバカにしているか、どっちかとしか思えない。それくらいひどい。 じゃあ、うがやジャーナルの読者のみなさんはどうすればいいのでしょう? カンタンです。あなたの選挙区で次の衆議院選挙に立候補を予定している現職議員の事務所に片っ端から電話なりメールなりで「貴議員は法案に賛成ですか?」と聞けばよろしい。聞くだけでいいんです。小選挙区ですから、まあ3,4人でしょう。共産党の人は反対するに決まっていますから、聞かなくてもいい。 答えを聞いたら「ああ、そうですか」と電話を切る。賛成する、と答えた候補者には投票しない。投票を棄権してはいけません。彼らの票を一票でも減らすのです。どんなに「イイ人」に見えても、どんなに橋や公民館や下水を作ってくれても、彼らは民主主義の敵です。つまりあなたの人権の敵です。 「反対する」と答えた候補者に投票しましょう。いまこれだけ事態が切迫しているなか、ひとまず政党の好き嫌いはおいておきましょう。ちょっと踏み込んで「賛成するなら次回の選挙ではあなたには投票しない」とコメントしておくのも、気が利いていていいかもしれません。 こんな危険な連中をわれわれの代表として国会に出してはいけません。橋や公民館や下水道なんて「おびきエサ」につられると、彼らはニコニコしながら内心「有権者ってのはやっぱりバカだなあ。すぐ欲に目がくらむ」とほくそ笑んでいます。 必ず投票に行きましょう。棄権票が増える、つまり投票率が下がっても、彼らは内心「有権者が無関心で助かった」「やっぱり有権者は無知なままがイイねえ」とほくそ笑むでしょう。 みなさん、こんなに官僚や政治屋どもにバカにされたままでいいんですか?ぼくは猛烈に頭に来ました。
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